どうということもない覚え書き。

日々の徒然。主に読んだ本とか。

目を背けたくなるけれど。

猟死の果て (ハルキ文庫)西澤保彦・ハルキ文庫)
発行が2000年(単行本は1998年)なのですが、今読んでも違和感のないくらいにどろどろしてます。
人の心が抱える闇―というだけではなく、マイナスな意味で子供のメンタリティを抱えたまま年齢だけはとってしまった「大人」の身勝手さというか残酷さというか。
この読後感の悪さはどこからくるんだろう。