どうということもない覚え書き。

日々の徒然。主に読んだ本とか。

数年越し?

夏の夜会 (カッパ・ノベルス)西澤保彦カッパノベルス
いつぞやのブックフェスティバルで購入してからずっと積読状態でしたが、やっと読み終わりました。
深く、深くうずもれていた記憶を掘り起こしながらの謎解き。
記憶がいかにあてにならないかというのもさることながら、登場人物の抱えるもどかしさを疑似体験した感覚があります。
例によって人の暗部をえぐる様な展開で話は進みますが、ラストは結構前向き…か?