どうということもない覚え書き。

日々の徒然。主に読んだ本とか。

舌の根も乾かぬうちに。

ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)西尾維新講談社ノベルス
実は買ってからすぐに読み始め、昨晩のうちに読破してしまっていたのでした。
(誰ですか、「今週中に読み終わるのか不安だ」とか言っていた人は^^;)
という訳で、読みたてほやほやネタバレ混じりな感想を。
正直、全員皆殺し(もしくはいーちゃんだけが生き残る)ラストを想像していたもので、あの大団円的ラストはびっくりしました。
(読後ちゃんと装丁や帯を見直したら納得しましたけどね)
そこがそれ「新青春エンタ」の真骨頂だといわれればそれまでですが^^;
「変わらない(変われない?)人達」の物語だと認識していたので、救いなく終わるのかと思っていたワタクシが素直なのかすれているのか、さてどちらでしょう。
最初『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)』を手に取った時にはミステリだと信じて疑わなかった*1戯言シリーズ
最近は謎解きというよりも登場人物の行く末だけが気になって読み続けていましたが、まあこれも「物語の終わりを見たい」うちのひとつだったのでしょうか(だとしたら完璧狙いに乗ってるよな>ワタクシ)。
唯一、いーちゃんの本名は明かされないままだったのが心残りではありますが…*2
あ、特製ボックスは検討中です。
さすがにそれは「いい年したオトナ」的にはどうかという気もするので^^;

*1:もっとも、その認識は4作目あたりで返上しましたが。

*2:しかも、リンクスって一体誰よ?