どうということもない覚え書き。

日々の徒然。主に読んだ本とか。

クイーンは短編もお勧めなのだ。

ここ数ヶ月、毎週木曜の日経夕刊に北村薫のコラムが連載されています。
今日のお題がスプーナリズムということで、『クイーン検察局 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 2-11))』(エラリー・クイーン、ハヤカワミステリ文庫)内収録「変り者の学部長」が紹介されていました。
うーん、まさか日経でこの本の名前を目にする日がこようとは思いませんでしたよ(しみじみしみじみ)。
作品ごとに「不可能犯罪課」とか「珍書課」など(犯罪ジャンルやトリックごとにジャンル分けして)つけられているサブタイトルが楽しい短編集です。
クイーン犯罪実験室 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 2-26))』もそうなのですが、元々新聞やら雑誌やらに掲載されていたショートショートを単行本にしたもので、ある意味これもトリック(もしくはネタ)だけで勝負している短編集といえるのではないでしょうか。
(読了後も腹はたたないし^^;)
ワタクシも久々に読み返してみようかな。
来月あたり『エラリー・クイーンの国際事件簿』(創元推理文庫)も発売予定らしいですし。